銀のコインを購入したいと考える方も多いでしょう。大手ショッピングサイトでは、様々なコインが販売されているので、どれを購入すればいいのか迷います。
この記事では、銀のコインを選ぶときのポイントをご紹介していきます。
銀コインを購入するときのコツは?
銀のコインといえば、アメリカンシルバーイーグル、カナダメープルリーフなどが有名です。銀のコインは、インゴットと比較して、刻印等が繊細である種の芸術性を感じます。私自身も銀のコインを眺めながら、ついつい「美しい!」と感激しています。
さて、そんな銀コインを購入するときに覚えておくといいことをご紹介していきます。まずは、銀のコインの価値を決定する2つの要因を確認しましょう!
銀コインの2つの価値とは?
銀コインの価値は、次の2つに基づきます。
- 銀のその物の価値
- コインが持つ、経過年数、販売制限等による価値
1.銀その物の価値
1番の価値は、銀の取引価格ですね!銀の重量と純度により価格が決まります。
例えば、銀の相場が1gが150円の価値だとしましょう! 今、手持ちのコインは、100g、純度は90%です。この条件における銀その物の価値は、次の計算で求めます。
- 銀の重量=100g×0.9(90%)=90g
- 150円×90g=13500円
そのコインの重さと銀が含まれる純度から、銀としての価値を算出します。これが1番の銀そのものの価値です。つまり、銀の重量が価格決定の大きな要素になるため、銀がどのような形態でもかまわないです。
例えば、表面が錆錆の銀、ミルクスポットができている銀、コインタイプの銀、棒の銀、無機質な塊の銀、どのような形態であっても、銀そのものの価値は同じです。ただし、含まれる銀を保証する刻印(メーカー、純度、重量)がない場合は、価値を見出すことは難しいです。
2.コレクター的な価値
次にコレクター的な価値です。先ほど、一番の銀そのものの価値の「上乗せ部分」として、コインには、コレクター的な価値があります。いわゆるシルバープルーフセットです。発行数を限定していたり、年代が経っていたりする点に価値があります。
例えば、●●王位継承、●●枚限定で発行など。
コインの価値=銀そのものの価値+コレクター的な価値の合計
コインは年代が経っているほど価値が増す。長期所有が前提です!
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安く買うための3つのコツ
コインの価値は、銀そのものの価値+コレクター的な価値の合計で決まります。では、銀のコインを少しでも安く購入するには、どのようにすればいいのでしょうか? 三つのコツがあります。
- 年代の浅い物を購入する
- まとめ買いする
- ジャンクシルバー
1.年代の浅い物を購入
先ほど、コインは、年代を重ねるほど、価値が増すと説明しました。価値が増す、つまり、価格が高くなることを意味します。よって、これを逆に考えると、コインの発行年数が浅い物ほど、安く購入できます。
例えば、今から10年前に発行された銀コインよりも、2021年に発行された銀コインの方が割安の可能性が高いです。
2.まとめ買いする
ご存じの通り、銀コインは、一つ一つがとても小さいです。そのため、ある程度の量をまとめ買いすることで単価を下げられます。
例えば、銀コインをまとめ買いするときは「モンスターボックス」と呼ばれるまとめ割引きの商品を購入すると良いです。
3.ジャンクシルバーも検討する
ジャンクシルバーとは、シルバー製品でも純度が低い物を指します。
例えば、かつてアメリカでは、シルバーのコインがお金として流通していました。これらの見た目は、どちらかというと悪いです。当然、お金として流通している分、汚れています。ただ、ジャンクシルバーは、銀を割り安で所有する一つの方法としては有名です。
ジャンクシルバーは、90%ジャンクなどがあります。数字は、ジャンクシルバーに含まれる銀の割合を示します。例えば、90%ジャンクの場合は、100gのジャンクシルバーの内、90gがシルバー部分であることを示します。
- 少しでも割安な銀コインを購入したい。
- コレクター的な価値は不要
と考えている方にお勧めです。なお、ジャンクシルバーは、海外オークションのebay等で販売されています。
人気があるコイン
最後に人気があるコインをご紹介します。最も有名な物は、アメリカのシルバーイーグルです。次にカナダのロイヤルカナディアンですね!
- シルバーイーグル/アメリカ
- ロイヤルカナディアンミント/カナダ
- シルバーカンガルー/オーストラリア
- ブリタニア/イギリス
まとめ
- コインの価値=銀その物の価値+コレクター価値
- 割り安な銀コインは、年代が浅い物
- 銀の価値+αを狙うならコインの長期所有をお勧め!
- ただし、インゴットより割高になる可能性が高い。